2022年12月の記事一覧

それぞれの立場になって~5年道徳

広場で周りに気を配りながらキャッチボールしていた中学生

ベンチで本を読んでいたおじさんが危ないからやめるように注意

それを見ていたぼくの気持ちは?

 「みんなの広場なんだから」「気をつけてやってるのに」  中学生よりの考えと

「万が一小さい子供にボールがあたったら」  おじさんよりの考えと

「両方の気持ちがわかる」という考えと  みんなの心が揺れる

 「実際に気を付けてしているのに注意されたら,,,」「もうちょっとやさしく注意されたらまた違う,,,」

正解がない授業に,子どもたちは真剣に向き合っていました。

海はだれのもの?サーフィンの世界でローカルとビジター間でよくあることにも似ています。

実際にそのような場面で,どちらかの当事者になったとき 今日の授業が 生きてくると思います。

 

静と動

静寂の教室に テスト用紙を走るえんぴつの音

空気を一変させる 子どもたちの集中力

教わる場面,自分たちで考える場面,ふりかえりやテストの場面

子どもたちは使い分けして,それぞれの空気を創る

「ハンドスプリング,校長先生も小さいころできた?」

え~と~ ,,,,。「やってみせて。」

「明日も会いたいから,ケガしないでね。」 はい。

stillness and motion.

「時に動き、時に静なれば、気めぐりて滞らず」  貝原益軒『養生訓』より

 

学校って

「どうして学校に来るの?」昨日の3年生道徳の授業

「勉強や運動するためでしょ。」「えっ,勉強は塾やチャレンジでもできるか」「運動はスポ少もあるし」

教科書の題材を読み返し,友達と相談して また 考えて 考えて

「お金がかからないからかな。」「計算したり,字を読んだり生活で役立つことを学べるからかな」

いろんな考えが飛び交うその時に,,,,,「チーム力」Sくんの言葉が続く

「将来,みんな仕事につくでしょ。ケーキ屋さんだったり会社だったりプログラマーだったり,

 どれだって人と人が力を合わせることが大切で,学校はそういことを学ぶんだと思う」

「たとえばケーキ屋さんだったら,,,たとえば会社だったら,,たとえば,,,たとえば,,」

 

多様な意見を受け入れながら,みんなで考えて みんなが納得できる方向に向かう

みんないい大人になるでしょう。

 

 

本物から学ぶ~生稲シェフ

6年生の家庭科「まかせてね今日の食事」に強力助っ人

かほくイタリア野菜研究会の生稲さん(本校PTA副会長)の授業

キャベツの仲間「カーヴォロネーロ」西洋ネギ「リーキ」

加熱したほうがおいしい野菜,加熱しないほうがおいしい野菜

それぞれの特性に合ったメニュー・レシピづくり

ピザ・ポトフ・シチュー・生ハムサラダ,,,,etc

地域の食材を,その旬に その特性に合わせた調理で味わう。

都会に住むと改めて地域の良さを実感するそうです。

今ある環境が贅沢で豊かで幸せなことを,子どもたちに伝えてくださいました。

にこにこ相談

『どうしたらともだちがふえますか?』

「みんなのことをすきになることかな。」

「みんなのいいところをみつけて,伝えてあげるのもいいかもね。」

「〇〇さんはどう思うの?」

「おうちの人や他の先生にもきいて,自分にぴったりの答えをみつけてごらん。」

にこにこ相談が始まって,校長室にもたくさん子どもたちがやってきます。

みんな,真剣にいろんなことを考えながら過ごしているんですね。

「うまくいっても,そうでなくても,一緒に次の作戦考えてあげるから,,」

 ま た 来 て ね (^^)