学校運営協議会(コミュニティ・スクールからスクール・コミュニティへ)

 令和3年度より河北町の全小中学校で始まり、今年度5年目を迎えます。令和7年度より新たに1名を委員として任命し、保護者並びに地域住民代表7名の委員ほか町教育委員会地域コーディネーター1名、学校教職員3名で構成され、学校経営基本方針の承認や評価、人事に関する事項等、学校経営の根幹に係る内容に対してご意見をいただいています。いわゆる「学校の応援団」となる組織です。

 また、河北町全体の中に「地域学校協働本部」も設置され、地域学校協働活動を推進しながら子どもたちに提供する教育の質の向上、子どもたちにかかわる方々の生き甲斐作り、そして学校を核とした緩やかな地域ネットワーク形成を行っていきます。

 学校運営協議会と地域学校協働本部を両輪とし、教職員・保護者・地域住民が「育てたい谷地南部っ子の姿」を共有しながら、学校教育・家庭教育・地域教育それぞれの役割を果たしつつ共に手を携え協働しながら谷地南部っ子の健やかな成長を支えていきます。

 さらに、今後は「スクール・コミュニティ」を目指し、子どもたちの輝く笑顔と元気な声をエネルギーとし地域活性化に寄与・貢献できる学校作りを進めていきます。

 

学校運営協議会規則 河北町.pdf

 

令和7年度

 

第1回学校運営協議会開催【4月30日(水)】

 今年度第1回目の会議を開催しました。今年度より新たに1名の委員を任命し、7名の委員の皆様方より学校経営にご意見やご指導をいただくこととしました。

 委員の皆様方からは、主に下記のようなご意見をいただきました。

 ○経営キーワードを「言葉」にしたことは、子供たちの実態を反映させていて良い。

 ○中学校進学を見据え、基礎学力の定着と家庭学習習慣の形成が必要である。

 ○子供たちにさせることは、まず大人がしっかりと行い手本を示してほしい。

 ○保護者との連携は、経営重点の上位に位置づけてよい内容である。

 いただいたご意見を教職員全体で共有し、学校経営や日々の教育活動に反映させていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和6年度

 第1回学校運営協議会開催【4月26日(金)】

 今年度第1回目の会議を開催しました。初めに、2年以上の全学年授業通覧と施設設備点検を行いました。どの学年の子供たちも元気に学習しているとの感想をいただきました。

 その後、経営基本方針と重点(下記内容)について、校長より説明・提案しました。

 ①経営の柱として新たに「愛校心と郷土愛」を付け加え、めざす子ども像と学校像にその視点を入れること

 ②重点として、「学力向上」「生徒指導の充実「特別支援教育の充実」「家庭学習改革」等に取り組むこと

 話し合いの中で、委員の皆様方より「不登校(傾向)児童への柔軟な対応」「基礎学力の大切さ」「各地区の魅力ある素材との触れ合いの大切さ」「家庭学習改革を丁寧に進めること」などのご意見をいただきました。

 今後の経営に反映させ、第2回目の会議(10月中旬予定)で中間成果と課題を共有させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

R6 CS便り1号 .pdf

 

第2回学校運営協議会開催【10月23日(水)】

 今年度第2回目の学校運営協議会を開催しました。今回の目的は、学校経営の中間評価と後期経営方針の承認です。まず、校長から、経営の4つの柱に沿って、下記のような前期の成果を説明しました。

 ①深く考える子ども

   担任の学習指導力向上を重視し、基礎基本の徹底や書く力の向上、子供たち一人一人を看取り指導すること

   などを大切にしてきた。

 ②心豊かな子ども

   多様な人々との交流、特に縦割り班活動の良さを強みとした交流を重視してきた。

 ③健康な子ども

   遊びの奨励と走る・泳ぐなどの運動の重視、有事に近い避難訓練、効果的なメディア活用などに力を入れて

   きた。

 ④ふるさとを愛する子ども

   「お気に入り」アンケートを全校児童対象に実施し、その結果を生かした各教科の学習や地域学校協働活動

   を展開してきた。

 その後、教頭よりいじめや不登校等の生徒指導上の諸課題について報告しました。

 各委員の皆様方からは、「全国学テの結果に驚いたが、基礎基本の徹底を重視していると知り安心した。」「不登校児童については、担任との繋がりを切らすことなく現学級に戻って卒業させたい。」「いじめについては、周りで見ていた児童の心情も把握したい。」「コロナ禍で保護者同士の繋がりが希薄になったと感じている。保護者同士の繋がりを大切にしていきたい。」といったご意見をいただきました。

 後期の学校経営については、「学力向上」「言語環境の整備」など複数あるものの、欲張らず絞ってしっかりと推進していくことを確認しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第3回学校運営協議会開催【3月7日(金)

  今年度最後となる学校運営協議会を開催しました。今回の目的は、今年度の学校経営総括について意見をいただくこと、来年度の学校経営基本方針(案)について承認をいただくことの2つです。

 学校経営総括については、CRTテスト結果を受けた対応やテストの受け方、子供たちの正確な学力の把握の仕方などについてたくさんのご意見をいただきました。また、いじめの約4割にあたる「言葉の暴力」についても話題となり、年度当初に聞かれた「死ね。」や「うざい。」などの聞くに堪えない言葉が聞かれなくなり、子供たちの意識が良い方向に変容していることを確認しました。

 来年度の学校経営基本方針(案)については、学校教育目標を「ふるさとを愛し、未来をしなやかに生き抜く谷地南部っ子の育成」に変更することなどを話題にし、特に経営重点の1つである特別支援教育の重要性を共有し研修機会を設けることを確認しました。最終的に案が承認されましたので、来年度の方向性が明確になりました。

 委員の皆様には、1年間にわたり学校の応援団として温かく、時には厳しくご意見をいただいたほか、自ら地域学校協働活動の講師または学習ボランティアとしてお力添えをいただきました。本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和6年度 地域学校協働活動

◇5年「田植え体験学習」

 5月23日(木)、5年生が総合的な学習の時間に、米作りの田植え学習を行いました。昨年度まではバケツでの米作りに挑戦してきましたが、子供たちに米作りに係る多くの作業の苦労を体験させたい、主食である米ができるまでを理解させ米を大切にする心や感謝する気持ちを持たせたいとの思いから、学校周辺の田んぼをお借りできないかを学校運営協議会委員の皆様にご相談しました。何と、翌週には借用できる田んぼと田んぼの先生が決まり、この度の体験学習が実現しました。関係の皆様方に感謝しながら、約1年間、5年生は米作り学習を進めていきます。なお、宮地裕子地域コーディネーターに作成いただいた実践のまとめも添付しましたので、併せてご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5年田植え.pdf

 

◇3年「秘伝豆」植栽活動

 3年生が、地域講師である武田さんのご指導の下、秘伝豆の植栽活動を行いました。植栽過程の中で、植えた後に土をかぶせるのはなぜか、水をどのタイミングでどの程度与えればいいのかなど、武田さんから専門的なアドバイスがあり、活動に携わった教職員も初めて知る知恵ばかりでした。今回の植栽に留まらず、今後の生長過程で重要な作業等を継続指導いただきます。今回の学習を通して、命を大切に世話をしようとする思いやりの心や、作業を通した苦労、収穫の喜び、そして食への興味関心等を育てていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◇3年「紅花摘み体験学習」

 7月19日(金)に、3年生が紅花摘み体験学習を行いました。学校運営協議会 山田会長さんはじめ2名の地域講師からのご指導がありました。摘み方のポイントやこつを教えていただいた後、早速子供たちが作業を開始。服に色が着いても気にすることなく一生懸命作業する子どもや、「いたっ。チクチクする。」とつぶやき悪戦苦闘しながらも粘り強く作業する子どもなど、それぞれの思いや気づきを持って作業を続けました。摘み取った花を一か所に集め、子供たちは満足気に作業を終えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◇3年「紅餅作り体験学習」

  過日子供たちが摘み取った紅花を地域講師がまとめて色付けしてくださり、7月22日(月)に紅餅作り体験学習に挑戦。分けていただいた紅餅を手のひらで丸めた後に平らにし、その後、足で何度も踏みつけて伸ばしていきました。手のひらが赤くオレンジ色に染まっていく様子に子供たちは興味津々で、この後染料として色付け体験することに思いを馳せていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和5年度

第1回学校運営協議会「コミュニティ・スクール」令和5年4/28

発足3年目、令和5年度第1回学校運営協議会が開催されました。会議前に、授業通覧と設備の安全点検を委員の皆様と行いました。学校経営方針については、社会人基礎力をベースにした南部小の子どもたちにつけたい力のベースは今年度も同様です。今年度の重点として自己肯定感からさらに自己効力感、そして、児童会の目標でもある「明日を楽しみにできる学校」をテーマに塾議を行いました。

昨年度も のべ100人を超える地域学校協働活動のボランティアの方々が

子どもたち、そして教科のねらいや授業のニーズに応じてご支援してくださいました。

今年度も、個人総合(SUW)を含め様々な分野で、、、

CS委員の皆様も直接ボランティアにも協力いただくので、塾議は深いものになります。

120周年「校地内フォトコンテスト」ぜひ、児童会に提案したいと思います。

 

第3回学校運営協議会「コミュニティー・スクール」令和6年3/8

今年度の活動報告と学校運営の総括、次年度の方針などが語られました。

 

会に先立ち、委員の皆様を前に4年生の探究「学ぶとは?」の発表が行われました。

なぜ、勉強しなければならないのか。素朴な疑問を課題に一人一人が

学ぶことの歴史や、時代背景 それぞれの学びに関する考え方を

的確にまとめた発表に、委員のみなさまが感動されておりました。

最後に、委員の工藤様より感想と社会人として企業の社長さんとして

「学ぶ」についてお話しいただきました。

ありがとうございました。

令和5年度地域学校協働活動

 5.6年生「陸上指導」秋場さん4/20

「安全教室」青少年育成会議員・地域ボランティアの皆様4/25

6年生租税教室6/7五十嵐さん

3年生秘伝豆の種植え6/4 原田さん

5年生家庭科小物つくり7/4 原田さん 鈴木さん 阿部さん 真石さん

3年生紅花摘み7/14・紅もちつくり7/19 山田さん・菅原さん

 

令和4年度

第1回学校運営協議会「コミュニティー・スクール」令和4年5/12

発足2年目となる今年度第1回学校運営協議会が開催されました。学校経営方針について,社会人基礎力をベースにした南部小の子どもたちにつけたい「自ら考え判断し行動できる力」について,昨年同様に委員の皆様に実際に授業と同じような演習を体験していただきながら行いました。その中で,清掃を例に,決められたことをしっかりできるのはよいが,普段他の場面でも自ら気づいてきれいにしようとする子どもにしたいなど,一歩踏み出し,自分で考えて判断する力に関連したご意見もいただきました。第2回目以降は,熟議の中から地域と学校が共につながり,子どもたちのためにできる取組みを考え,地域の皆様に発信できるようにしていきたいと思います。

第2回学校運営協議会「コミュニティー・スクール」令和4年6/24

授業通覧で子どもたちの様子を参観した後に熟議に入りました。

令和の日本型学校教育やICTの活用,またタブレットの活用に加えて

ゲームやメディア依存の解消法などが話し合われました。

ただ禁止や制限させるのではなく,代わりに夢中になるものを。

一例としてコミュニケーション力が必須のボードゲームの推奨や少子高齢化に伴い

子どもたちと地域とのかかわりを大事にしていく活動,団子木や昔遊び他生活科との関連で

町を元気にするために,南部地区からの発信など,今後を見据えた塾議となりました。

 第3回学校運営協議会「コミュニティー・スクール」令和4年12/9

授業通覧で子どもたちの様子を参観した後に熟議に入りました。

 

塾議では,「あなたにとって母校とは」~「120周年の在り方」について

 各委員の母校への思い出とともに,120周年については,「子どもたちが何をしたいか」

「子どもたちに夢を語ってもらう」etc 子ども主体のものや子どもが考えたことに協力したい等の意見が出されました。

今年度は,多くの方が地域ボランティアとして学校に足を運んでくださっています。

子どもたちの教育の質の向上につながっているとともに,「子どもたちと関わって元気が出ました。」

「いい取り組みがあって,子どもたちが明るい」など励ましのお言葉をたくさんいただき,それらを担任に伝え,それが子どもたちに伝わりいい影響を与えていることなど,地域学校協働活動の報告と合わせて紹介させていただきました。

第4回学校運営協議会「コミュニティー・スクール」令和5年3/3

授業通覧で子どもたちの様子と施設・設備の点検後に

今年度の振り返りと次年度に向けた話し合いがもたれました。

 

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