学校運営協議会(コミュニティ・スクールからスクール・コミュニティへ)
令和3年度より河北町の全小中学校で始まり、今年度4年目を迎えます。保護者並びに地域住民代表6名の委員ほか町教育委員会地域コーディネーター1名、学校教職員3名で構成され、学校経営基本方針の承認や評価、人事に関する事項等、学校経営の根幹に係る内容に対してご意見をいただいていす。いわゆる「学校の応援団」となる組織です。
また、河北町全体の中に「地域学校協働本部」も設置され、地域学校協働活動を推進しながら子どもたちに提供する教育の質の向上、子どもたちにかかわる方々の生き甲斐作り、そして学校を核とした緩やかな地域ネットワーク形成を行っていきます。
学校運営協議会と地域学校協働本部を両輪とし、教職員・保護者・地域住民が「育てたい谷地南部っ子の姿」を共有しながら、学校教育・家庭教育・地域教育それぞれの役割を果たしつつ共に手を携え協働しながら谷地南部っ子の健やかな成長を支えていきます。
さらに、今後は「スクール・コミュニティ」を目指し、子どもたちの輝く笑顔と元気な声をエネルギーとし地域活性化に寄与・貢献できる学校作りを進めていきます。
令和6年度
第1回学校運営協議会開催【4月26日(金)】
今年度第1回目の会議を開催しました。初めに、2年以上の全学年授業通覧と施設設備点検を行いました。どの学年の子供たちも元気に学習しているとの感想をいただきました。
その後、経営基本方針と重点(下記内容)について、校長より説明・提案しました。
①経営の柱として新たに「愛校心と郷土愛」を付け加え、めざす子ども像と学校像にその視点を入れること
②重点として、「学力向上」「生徒指導の充実「特別支援教育の充実」「家庭学習改革」等に取り組むこと
話し合いの中で、委員の皆様方より「不登校(傾向)児童への柔軟な対応」「基礎学力の大切さ」「各地区の魅力ある素材との触れ合いの大切さ」「家庭学習改革を丁寧に進めること」などのご意見をいただきました。
今後の経営に反映させ、第2回目の会議(10月中旬予定)で中間成果と課題を共有させていただきます。
第2回学校運営協議会開催【10月23日(水)】
今年度第2回目の学校運営協議会を開催しました。今回の目的は、学校経営の中間評価と後期経営方針の承認です。まず、校長から、経営の4つの柱に沿って、下記のような前期の成果を説明しました。
①深く考える子ども
担任の学習指導力向上を重視し、基礎基本の徹底や書く力の向上、子供たち一人一人を看取り指導すること
などを大切にしてきた。
②心豊かな子ども
多様な人々との交流、特に縦割り班活動の良さを強みとした交流を重視してきた。
③健康な子ども
遊びの奨励と走る・泳ぐなどの運動の重視、有事に近い避難訓練、効果的なメディア活用などに力を入れて
きた。
④ふるさとを愛する子ども
「お気に入り」アンケートを全校児童対象に実施し、その結果を生かした各教科の学習や地域学校協働活動
を展開してきた。
その後、教頭よりいじめや不登校等の生徒指導上の諸課題について報告しました。
各委員の皆様方からは、「全国学テの結果に驚いたが、基礎基本の徹底を重視していると知り安心した。」「不登校児童については、担任との繋がりを切らすことなく現学級に戻って卒業させたい。」「いじめについては、周りで見ていた児童の心情も把握したい。」「コロナ禍で保護者同士の繋がりが希薄になったと感じている。保護者同士の繋がりを大切にしていきたい。」といったご意見をいただきました。
後期の学校経営については、「学力向上」「言語環境の整備」など複数あるものの、欲張らず絞ってしっかりと推進していくことを確認しました。
令和6年度 地域学校協働活動
◇5年「田植え体験学習」
5月23日(木)、5年生が総合的な学習の時間に、米作りの田植え学習を行いました。昨年度まではバケツでの米作りに挑戦してきましたが、子供たちに米作りに係る多くの作業の苦労を体験させたい、主食である米ができるまでを理解させ米を大切にする心や感謝する気持ちを持たせたいとの思いから、学校周辺の田んぼをお借りできないかを学校運営協議会委員の皆様にご相談しました。何と、翌週には借用できる田んぼと田んぼの先生が決まり、この度の体験学習が実現しました。関係の皆様方に感謝しながら、約1年間、5年生は米作り学習を進めていきます。なお、宮地裕子地域コーディネーターに作成いただいた実践のまとめも添付しましたので、併せてご覧ください。
◇3年「秘伝豆」植栽活動
3年生が、地域講師である武田さんのご指導の下、秘伝豆の植栽活動を行いました。植栽過程の中で、植えた後に土をかぶせるのはなぜか、水をどのタイミングでどの程度与えればいいのかなど、武田さんから専門的なアドバイスがあり、活動に携わった教職員も初めて知る知恵ばかりでした。今回の植栽に留まらず、今後の生長過程で重要な作業等を継続指導いただきます。今回の学習を通して、命を大切に世話をしようとする思いやりの心や、作業を通した苦労、収穫の喜び、そして食への興味関心等を育てていきたいと思います。
◇3年「紅花摘み体験学習」
7月19日(金)に、3年生が紅花摘み体験学習を行いました。学校運営協議会 山田会長さんはじめ2名の地域講師からのご指導がありました。摘み方のポイントやこつを教えていただいた後、早速子供たちが作業を開始。服に色が着いても気にすることなく一生懸命作業する子どもや、「いたっ。チクチクする。」とつぶやき悪戦苦闘しながらも粘り強く作業する子どもなど、それぞれの思いや気づきを持って作業を続けました。摘み取った花を一か所に集め、子供たちは満足気に作業を終えました。
◇3年「紅餅作り体験学習」
過日子供たちが摘み取った紅花を地域講師がまとめて色付けしてくださり、7月22日(月)に紅餅作り体験学習に挑戦。分けていただいた紅餅を手のひらで丸めた後に平らにし、その後、足で何度も踏みつけて伸ばしていきました。手のひらが赤くオレンジ色に染まっていく様子に子供たちは興味津々で、この後染料として色付け体験することに思いを馳せていました。
令和5年度
第1回学校運営協議会「コミュニティ・スクール」令和5年4/28
発足3年目、令和5年度第1回学校運営協議会が開催されました。会議前に、授業通覧と設備の安全点検を委員の皆様と行いました。学校経営方針については、社会人基礎力をベースにした南部小の子どもたちにつけたい力のベースは今年度も同様です。今年度の重点として自己肯定感からさらに自己効力感、そして、児童会の目標でもある「明日を楽しみにできる学校」をテーマに塾議を行いました。
昨年度も のべ100人を超える地域学校協働活動のボランティアの方々が
子どもたち、そして教科のねらいや授業のニーズに応じてご支援してくださいました。
今年度も、個人総合(SUW)を含め様々な分野で、、、
CS委員の皆様も直接ボランティアにも協力いただくので、塾議は深いものになります。
120周年「校地内フォトコンテスト」ぜひ、児童会に提案したいと思います。
第3回学校運営協議会「コミュニティー・スクール」令和6年3/8
今年度の活動報告と学校運営の総括、次年度の方針などが語られました。
会に先立ち、委員の皆様を前に4年生の探究「学ぶとは?」の発表が行われました。
なぜ、勉強しなければならないのか。素朴な疑問を課題に一人一人が
学ぶことの歴史や、時代背景 それぞれの学びに関する考え方を
的確にまとめた発表に、委員のみなさまが感動されておりました。
最後に、委員の工藤様より感想と社会人として企業の社長さんとして
「学ぶ」についてお話しいただきました。
ありがとうございました。
令和5年度地域学校協働活動
5.6年生「陸上指導」秋場さん4/20
「安全教室」青少年育成会議員・地域ボランティアの皆様4/25
6年生租税教室6/7五十嵐さん
3年生秘伝豆の種植え6/4 原田さん
5年生家庭科小物つくり7/4 原田さん 鈴木さん 阿部さん 真石さん
3年生紅花摘み7/14・紅もちつくり7/19 山田さん・菅原さん
令和4年度
第1回学校運営協議会「コミュニティー・スクール」令和4年5/12
発足2年目となる今年度第1回学校運営協議会が開催されました。学校経営方針について,社会人基礎力をベースにした南部小の子どもたちにつけたい「自ら考え判断し行動できる力」について,昨年同様に委員の皆様に実際に授業と同じような演習を体験していただきながら行いました。その中で,清掃を例に,決められたことをしっかりできるのはよいが,普段他の場面でも自ら気づいてきれいにしようとする子どもにしたいなど,一歩踏み出し,自分で考えて判断する力に関連したご意見もいただきました。第2回目以降は,熟議の中から地域と学校が共につながり,子どもたちのためにできる取組みを考え,地域の皆様に発信できるようにしていきたいと思います。
第2回学校運営協議会「コミュニティー・スクール」令和4年6/24
授業通覧で子どもたちの様子を参観した後に熟議に入りました。
令和の日本型学校教育やICTの活用,またタブレットの活用に加えて
ゲームやメディア依存の解消法などが話し合われました。
ただ禁止や制限させるのではなく,代わりに夢中になるものを。
一例としてコミュニケーション力が必須のボードゲームの推奨や少子高齢化に伴い
子どもたちと地域とのかかわりを大事にしていく活動,団子木や昔遊び他生活科との関連で
町を元気にするために,南部地区からの発信など,今後を見据えた塾議となりました。
第3回学校運営協議会「コミュニティー・スクール」令和4年12/9
授業通覧で子どもたちの様子を参観した後に熟議に入りました。
塾議では,「あなたにとって母校とは」~「120周年の在り方」について
各委員の母校への思い出とともに,120周年については,「子どもたちが何をしたいか」
「子どもたちに夢を語ってもらう」etc 子ども主体のものや子どもが考えたことに協力したい等の意見が出されました。
今年度は,多くの方が地域ボランティアとして学校に足を運んでくださっています。
子どもたちの教育の質の向上につながっているとともに,「子どもたちと関わって元気が出ました。」
「いい取り組みがあって,子どもたちが明るい」など励ましのお言葉をたくさんいただき,それらを担任に伝え,それが子どもたちに伝わりいい影響を与えていることなど,地域学校協働活動の報告と合わせて紹介させていただきました。
第4回学校運営協議会「コミュニティー・スクール」令和5年3/3
授業通覧で子どもたちの様子と施設・設備の点検後に
今年度の振り返りと次年度に向けた話し合いがもたれました。
令和4年度地域学校協働活動
3年生秘伝豆植え 原田さんより6/20
6年生「谷地軌道」6/21 青木さん 佐藤さんより
3年生「紅花摘み~紅もち作り」 山田CS会長 菅原さん
5年生ノベルティ「返礼品を開発しよう」
6/20町商工観光課の松田さんより授業お手伝いをいただき
6/29観光課4名の皆様による審査会
「6年生史跡巡り」小笠原さん 菊池さんより支援7/5
5年生「河北をよりよいまちに」地域版ボードゲーム体験9/12
高関の井上先生と山形中央高校の生徒さんと交流授業
「カタン」世界で一番売れているボードゲームの地域版
6年生 陸上指導 9/22 9/26
より速く!より楽しく!! 先週と今週に分けて
陸上のスペシャリスト,荒中の秋葉さん(学校教育課長)からのご指導
4年生「のこぎりを使って造作」 11/9
のこぎり名人のPTA副会長細谷さんより,ご指導いただきました。
のこぎりを初めて扱う子どもたちがとても上手に切っていました。
2年生の生活科たんけん2日目 11/15
グループで行きたいところを計画して引率は地域ボランティアの方のご協力で楽しく活動できました。
「といやさん」「いろはさん」はそれぞれに2年生のご家族が経営
地域みんなに支えられての学習です。
6年SUW個人総合探究学習
クレープの達人 「Way Way クレープ」阿部さん
バレーボールの達人 バレーボール協会会長 佐藤町議会議員さん
ルービックキューブの達人 吉谷さん 武田さん(前年度6学年委員長)
6年家庭科「まかせてね今日の食事」12/11
PTA副会長・生稲シェフより
2年図工 「カッターナイフを使って」1/18
CS委員で道海の海野さんは,昨年度も2年生に
長表,元教師の茂木さんは図工の大ベテラン
令和3年度
第1回学校運営協議会「コミュニティー・スクール」令和3年5/18
委員の皆様に学校経営方針の核となる「子ども達に身につけたい力」について
演習を通して体験しながら考えていただきました。
第2回学校運営協議会「コミュニティー・スクール」7/2
5月の第1回目の「熟議」を踏まえて、委員の皆様が南部小の子どもたちの現状や
学校に地域がどのように関わっていけるかをリサーチしてきてくださいました。
それらをもとに第2回目の「熟議」では、学校のニーズと地域の協力体制をマッチさせて、身一つの子どもたちをどのように育てていくか活発な話し合いとなりました。
子どもたちのよさ⇒チーム力(団結・上級生と下級生の関わり)
昔から現在に引き継がれている
さらにつけたい力⇒一歩踏み出す力の中に、南部小の長所である共感的な人間関係を
合わせてこれからも成長して欲しい。
地域での協力⇒登校時だけでなく下校時の見守り、生活科のだんごさしや図工での用具使
用時の指導について、委員の方が中心となって協力できる。
個別最適な学び⇒2学期学校で期間を決めて取り組む「個別最適な学び」には、子どもの
ニーズに応じて、製作・スポーツ・歴史・文化・研究・スポーツ・プロ
グラミング他、見守りできるボランティアも可能。
第1回学校運営協議会「コミュニティー・スクール」令和4年5/12
地域学校協働活動
5年生家庭科 5/13
今年度よりコミュニティー・スクールとともに、地域学校協働活動がスタートしました。
地域コーディネーターと地域の先生から支援してもらいました。
身一つの子どもを地域と学校が連携して育成
5年生総合「田植え」6/8
地域とともに歩む学校づくり
田んぼの奥山先生ご指導の下、学校田で5年生が田植えをしました。
お借りしてる小さな田んぼから、どんなおいしい米が採れるか
これから、5年生で田んぼの先生のご指導の元
管理と観察をしていきます。
秘伝豆の種植え6/21
畑の先生原田さんご指導のもと
3年生が秘伝豆の種を植えました。
枝豆の王様と言われる庄内の「だだちゃ豆」に対し
内陸地方で密かに栽培されて人々に愛され続けてきた「秘伝豆」
「だだちゃ豆と何が違うの?」「どうやって食べるとおいしいのかな?」
これからの学習で、自分たちで疑問を解決していきます。
地元河北町も自慢が、自分たちのものに!
朝の読み聞かせ6/24 6/30 7/7 7/14
地域ボランティア奥山先生・柴田先生より
「うごくかな?」「うごきません」
笑顔いっぱいの1年生。
「やさしいことを ひとつすると ひとつさく。」
真剣に聞き入る6年生。
心がほかほか
今日もいい朝のスタートです。
3年社会科 講師 (株)工藤コンクリート 社長さん(本校PTA会長)7/1
コンクリートはどうやって作る? 作ったコンクリートはどこへ? なぜ? どうして?
一歩踏み出す子どもたちは24この疑問をもって授業に臨みました。
1キログラム当たりの比較
なぜ? どうして? そうかあ! なるほど!
疑問が解消され、納得するたびに子どもたちは歓声をあげながら。
さらなる疑問やものづくりへの関心
一歩踏み出して考える3年生
6年総合河北町の歴史「谷地八幡宮」へ
歴史の先生、林さん・髙橋さんより6年生が
河北町の歴史について学びました。
1年生 生活科 9/22
地域学校協働活動~長表の虫先生「茂木宏之さん」と
「秋の虫をみつけたよ」 みつける
「夏に比べて多いいなあ」 くらべる
「とんぼヘリコプターみたい」たとえる
それぞれが秋を感じながら
夢中になって,,,
秘伝豆の贈呈 9/29
河北町防災組織備女会(びじょかい)様より
秘伝豆を頂きました。
ありがとうございました。
5年生「ステップアップワーク」個別探究学習10/5 読み聞かせ10/6
5年生刈り(学稲校田にて10/11)
田植えから観察や自分たちでできる世話を行い,
今日は黄金色に実った稲穂をみんなで,,。
地域ボランティアの奥山ご夫妻と佐藤様のご協力に感謝。
4年生太鼓の達人 10/11
太鼓の八矢先生よりご指導。
決められたリズム・演奏ではなく
子どもたちが自分たちで考えたものを組わせて構成していく。
未来につながる授業。
2年生 生活科「町たんけん」11/17
「行ってみたいところは?」「会ってみたい人は?」「してみたいことは?」
自分たちで計画を立て,地域ボランティアの山田さん,阿部さん,武田さんに見守っていただきながら それぞれ5つの班に分かれて 地図をもってたんけんに出かけました。
移動お話会 11/26
「べにの里昔語りの会」「ひまわりサークル」の皆様より
移動お話会がありました。子どもたちの心が潤うような素敵な時間でした。
3年生書初め練習 12/7
地元の書家,朝烏さん,井上さんより授業のサポート
地域の方と触れ合うことで感じること
一流書家からのご指導で身につくこと
心を整えて真剣に学ぶ3年生
朝の読み語り12/8 地域ボランティア 3年生:奥山さん・6年生:柴田さん
「きみの行く道は」
今日という日はきみのためにある。
外の世界に向かって、きみは今,,,。
紅花染め体験12/8 3年生 紅染サークルの皆様 1~3校時(紅花資料館)
書初め練習12/8 5年生 地域ボランティア今田さん・渡部さん 2・3校時
姿勢・心を整えて
今日も地域の書家から,書の心から学んでいます
地元交流給食12/8 4校時~給食 大豆生産者原田さん・納豆製造業者篠原さん
農業ユーチューバー「なぎサウルス」さん
べにのすけさん
大豆生産者・納豆製造業者さん・農業ユーチューバーと味わいながら食べる納豆給食
食への感謝と地域を大切にする気持ちが,,
いつもありがとうございます。
ステップアップワーク12/8 5・6校時
プログラマー細谷さん 画家の菅さん スケートボーダー木村さん
バレーボール日下部さん
個別探究の学びに 後半は プロの指導も
それぞれが ステップアップ
だんご木飾り 1/14 1・2校時
「五穀豊穣」「家内安全」「無病息災」「火難除け」「学業成就」
だんご木飾りに籠める願い事について
地域ボランティアの山田さん,青木さんが
1年生にわかりやすく教えてくださいました。
小正月の伝統行事に触れて
なぜ4色? 緑⇒春の若葉 赤⇒夏の太陽 黄⇒秋の稲穂 白⇒冬の雪
この体験から子どもたちが感じ取っこと。それは,,,,